HACHIMARU㊇株式投資ブログ

サラリーマン投資家「八丸」の気になる銘柄、株主優待や配当金、ふるさと納税

シンクロフードは悪なのか

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シンクロフードさんが2022年2月14日に「株式の立会外分売に関するお知らせ」を発表し株価大暴落しております。

当日に発表された決算が良かっただけに失望したかたも多いのではないかと思います。私もその一人ですが( ノД`)シクシク…

ただ、ちょっと待って。確かに株価は一時的いやもう少し先までだめかもですが、、中長期的に見ればどうなんでしょうか。整理していきます。

まず立会外分売の理由について

  • 株式の分布状況の改善及び流動性向上
  • 留保金課税の対象となる特定同族会社の認定を外す

え、シンクロさんて留保金課税掛かってたのですね、、、社長さんとその関連会社で持ち株比率50%越えで特定同族認定とういうことですか???確かに70万株放出すれば48.5%ぐらいになりますか。

だとしたら税金コストもったいない、、、日本は実行税率が高いですから(30%前後)さらに留保金課税までとなると相当な税率になりますね。社外流出になる配当も出していませんから税金吸い上げられてしまいますね。つまり当期純利益が目減り=EPSの目減り。税金ほど無駄なコストないですよね。

2021年12月15日のIR 布石を打っていたが

プライム市場上場維持基準の適合に向けた計画書

プライム市場の求める業績水準が反映される流通株式時価総額の最低ラインを、上場維持基準である 100 億円と仮定すると、当社の流通株式比率を考慮した株式時価総額は 227.5 億円、株価は845.9 円となり、これらの水準に到達するためには、親会社株主に帰属する当期純利益 4.5 億円、1株当たり当期純利益 17.1 円※4を実現する必要があると考えております。

現在、2023 年3月期を起点とする新たな中期経営計画(2023 年3月期~2025 年3月期)の策定に着手しております。詳細は 2022 年3月期通期決算説明と同時に公表予定となりますが、、、省略、、、当社は、この中期経営計画の最終年度である 2025 年3月期において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を本格的に受ける以前の当社業績と比較しても、上記に記載の親会社株主に帰属する当期純利益 4.5 億円の実現は可能であると判断しております。

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コロナ前19年3月期の当期純利益4.3億円なので、4.5億はいけなくはない計画ですかね。

維持基準は時価総額100億なので現状の発行済株式数26,601,193株(自己株除く)ですと株価376円で100億越えます。ただ、利益をコロナ前まで戻せたとして、800円まで株価上げるのは”何か”ないと相当ハードル高い気がしますがどうでしょうか?

まとめ

今は嵐の中ですが、当期純利益の計画達成に向けた施策の1つと考えれば会社にとっても株主(中長期的)にとっても悪い話ではないと個人的には考えますがいかがでしょうか。若輩者の個人的な考えですが、、諸先輩方はどう考えるのでしょうか。

嵐が過ぎ去った期末決算発表頃にサプライズも期待したいところですが、あまり期待せず気長に待つとしますか。

 

最後まで御覧いただきありがとうございました。

※投資判断は自己責任にてお願いいたします。また、数値には十分に注意をはらっていますが間違いがあるかもしれませんので、投資判断の際にはご自身で再度ご確認くださいm(__)m